INTERVIEW

団員インタビュー

地域の安全は自分たちが守ります。

DATA04

名前:中陳義榮

所属:本部

階級:団長

入団年数:42年

※2025年9月時点

普段の生活・仕事について

平日は砂利・砕石を作る会社で渉外・管理全般の仕事をしています。昔野球をやっていたので、現在は小学6年生の孫の野球観戦に行くことが趣味です。審判をしてきた経験もあり、野球の試合で審判をすることもあります。

Q消防団に入ったきっかけは?

「地元にいる若い人はみんな消防団」という考えの時代でした。

24歳のとき、浦山分団幹部の方が「来月から消防団ね」と法被と制服を持って家に来られました。当時、地元にいる若い人はみんな消防団という考え方があったと思います。誘われれば「有無も言わさず入団…」が暗黙の流れでしたね。

Qどのような活動をしていますか?

地域の安心・安全を守るほか、消防団員の活動しやすい環境づくりも行います。

2024年の能登半島地震では、地域の安全確認や避難者の誘導など、全団員が住民の安全最優先での活動となりました。普段は団幹部として、県消防協会の評議委員・理事会などで、消防団員が活動しやすい環境作りを目指し改善提案を行っています。

Q入団前の消防団のイメージは?

ドラマで見る町火消しさながらの“粋でいなせな心意気” が当時のイメージでした。

地域の中心の方たちが消防団にいたので、自分もその仲間になれればなと思っていました。当時の消防車は、同乗者は椅子ではなく横のステップに立ち乗る式。服装も軽装で、はんてんをひらひらさせながら火事場に出動する姿を覚えています。

Q仕事・家庭との両立や、消防団に入ってかわったことはある?

家を空けることが多いですが、消防活動に理解がある家族に感謝しています。

出動時には「気をつけて」の一言、火災や災害現場から帰ると必ずお風呂が沸かしてあるなど、家族の理解には感謝しています。帰宅後は万一に備え家族で防災について話し合うようにしています。防災意識が高く、消防活動に理解のある職場にも感謝しています。

Q活動を通して今、感じていることを教えてください。

普段から地域の方とコミュニケーションをとることが、防災の基本に繋がります。

最低限の被害で済んだ現場や無事に発見できた捜索活動で「ご苦労さん、ありがとう」と声をかけられる瞬間、ものすごくやりがいを感じます。ただ、何事もないことがいちばん。防災の基本は「向こう三軒両隣のコミュニケーション」であると自負しています。

MESSAGE

良好なコミュニケーションを構築し、やりがいを感じて活動している団員がたくさんいます。「地域の安全は自分たちが守る」という崇高な使命を達成するために、同じ思いを持った仲間たちを求めています。皆さんも消防団に参加しませんか?

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