INTERVIEW

団員インタビュー

今、「守る側」として活動できることを誇りに思います。

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名前:草夏紀

所属:女性分団

入団年数:1年

※2025年9月時点

普段の生活・仕事について

小学生の娘と保育園児の息子を育てるシングルマザーです。現在仕事は休職中で、子育てをしながら消防団の活動をしています。5歳の息子が消防車やパトカーなどはたらく車が好きで、入団前から地域で行われる消防のイベントに親子で足を運んでいました。

Q消防団に入ったきっかけは?

幼少期から憧れがあり、消防団のチラシをもらってすぐに入団を決めました。

幼少期から消防士や海上保安庁に憧れを持っていました。母親になり、消防好きの息子が訓練や敬礼の真似をしているのを見て、改めて消防の仕事に魅力を感じるように。朝日町で消防団のチラシをもらった際に入団方法を聞き、すぐに黒部市消防団に入団しました。

Qどのような活動をしていますか?

地域で防災の紙芝居や啓発活動を行っています。地区の避難訓練にも出動しています。

KOKOくろべなど地域の商業施設にて子どもたちに向けた防災紙芝居や啓発活動、市内高校にて救命講習などを行っています。地区の避難訓練の際も出動し、消防士さんとペアになって心肺蘇生法を行いました。

Q入団前の消防団のイメージは?

万が一の時は命懸けになるので、その覚悟で入団している人たちを尊敬していました。

幼少期に父親が消防団に入っており、火事が発生するとすぐ駆けつける姿が格好良いと思っていました。命懸けの活動なので、入団を決意した人たちはすごいと思っていました。また、男性のイメージが強かったので、消防団で女性が活躍する姿も印象的でした。

Q仕事・家庭との両立や、消防団に入ってかわったことはある?

普段は「守られる側」でもある自分が、「守る側」としての意識も持てるようになりました。

防災の大切さ、命の大切さをより強く感じるようになりました。また、私は適応障害を持っていてヘルプマークをつけており、普段はどちらかというと「守られる側」です。消防団に入って「守る側」としての責任も感じ、意識も変わりました。

Q活動を通して今、感じていることを教えてください。

防災の大切さや知識を伝え、受け取ってもらえたときにやりがいを感じます。

桜井高校に救命講習に行った際、生徒たちが講習用の人形を助ける一心で取り組んでくれました。その姿を見て、万一のときにこの子たちは力になってくれると確信し、自分たちの活動が身を結んだことにとてもやりがいを感じました。

MESSAGE

消防団は大変なイメージがありますが、性別関係なく、どんな環境にいる人でも自分のペースで活動できます。また、消防団で学ぶことは、いざとなったときに人を助けるために役立ちます。 “守られる側から守る側へ”。一緒に黒部市消防団で活動してみませんか?

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