生まれ育った黒部に貢献したいと思って入団しました。


DATA04
名前:中野雄輝
所属:前沢分団
入団年数:2年
※2025年9月時点
普段の生活・仕事について
電気工事士として働いています。インフラの整備や、保全が主な仕事です。勤務している会社に依頼が来ますので、工場などに出向き、機械の修理など行なっています。家では動画などを見て過ごしたり、友達とごはんを食べにいったり、遊びにいったりします。

Q消防団に入ったきっかけは?
同年代の近所の人から勧誘されました。その人がいるならと思って入団を決めました。
もともとは親のほうに「息子さんを消防団に入れてほしい」という話があったみたいです。消防団の人と直接会って話をして、勧誘されました。生まれも育ちも黒部市で、地元に貢献したいという気持ちもあり、知っている人もいるので入団しようと思いました。
Qどのような活動をしていますか?
万一に備えた講習や訓練に参加しています。分団で県の操法大会にも出場しました。
入団して最初は、消防活動や救命などの講習を受けました。最近だと黒部川の氾濫を想定した訓練もありました。あとは月に1回、分団の屯所にあるポンプ車の点検をします。今年の夏は操法大会の出場に向けて、その練習もしていました。

Q入団前の消防団のイメージは?
年上の人が多いのかな、というくらいで、あまり具体的なイメージはなかったです。
「消防」というと消防士のほうが思い浮かんで、消防団に対しては似たような感じ、というくらいのイメージでした。歳の離れた上の世代の人ばかりで最初は緊張しましたが、入団してみると普通に話しかけてもらって、すぐになじむことができました。
Q仕事・家庭との両立や、消防団に入ってかわったことはある?
消防団活動を負担に感じることはありません。入団して交友関係が広がりました。
仕事が優先でいいよ、と言われていますし、頻繁に消防団の活動があるわけではないので、両立はできていると思います。地区に限らず、会社内でも消防団の人がいて、そのつながりで話をすることも増えたので、交友関係が広がったと思います。
Q活動を通して今、感じていることを教えてください。
消防団の出動がないのは地域が平和だということ。何事もないのが一番です。
操法大会の出場に向けて2か月半ほど練習していたので、新川地区で1位になった時は達成感がありました。入団してからは火災がなく、まだ実際の現場に出たことはありませんが、逆に地域が平和でいいな、と一層感じられるようになりました。

MESSAGE
入団する前に思っていたよりも、消防団は話しやすい、自分の意見が言いやすい雰囲気です。地区のつながりもでき、交友関係が広がります。大変そうとか、面倒とか、特に若い人には思われがちですが、敬遠せずに一度参加してみてほしいです。


