INTERVIEW

団員インタビュー

防災の大切さを、地元 黒部で伝えていきたいです。

DATA04

名前:上野麻未

所属:女性分団

入団年数:1年

※2025年9月時点

普段の生活・仕事について

小学生の息子と保育園児の娘を育てており、平日は社員食堂でパート勤務をしています。防災に興味を持った時期に働き方を変え、子育てと仕事の両立のほか、自分時間を持てるようにしました。自分時間には防災について勉強しています。

Q消防団に入ったきっかけは?

被災地で学んだ防災の大切さ。地元で自分にできることを考えました。

2024年に能登半島地震のボランティア活動に何度か参加しました。被災された方々の声を直接聞き、地元でも自分にできることがないかを考えるように。市役所に相談したところ消防団を紹介され、入団を決意しました。

Qどのような活動をしていますか?

地域の方々の防災意識が高まるように、年代に合わせた防災啓発を行っています。

保育所で防災紙芝居を読み聞かせたり、高校生に行う救命講習を補助したりしています。KOKOくろべや小矢部アウトレットなど商業施設でも防災イベントを行い、AED体験などを通して、地域の方々に防災意識を高めてもらう活動を続けています。

Q入団前の消防団のイメージは?

体力勝負の世界というイメージで、自分が入るのは難しいと思っていました。

消防団は火事場での力仕事が中心だと思っていたので、自分は体力や気力的にも役に立てないと思っていました。しかし、女性分団は防災啓発や避難所支援が主な活動と知り、自分にもできる役割があると、不安より挑戦したい気持ちが大きくなりました。

Q仕事・家庭との両立や、消防団に入ってかわったことはある?

職場も家族も応援してくれて、前向きに活動に取り組むことができます。

消防団の活動は前もって予定が立ちますが、どうしても仕事を休むときは申し訳なさを感じます。しかし、職場の皆さんも家族も「頑張ってね」ととてもあたたかく応援してくれるため、その分、活動一つひとつを大切に取り組もうと前向きになれました。

Q活動を通して今、感じていることを教えてください。

地域の皆さんとの交流が増え、もしものときもその繋がりが大切だと感じています。

今までは地域交流が希薄でしたが、消防団に入ってイベントでお会いした方に普段の生活でも声を掛けてもらえるようになり、とても嬉しいです。もしものときに顔見知りがいることは心強く、地域の皆さんで支え合える環境づくりをしていきたいです。

MESSAGE

女性分団の皆さんは、とても優しくてあたたかい人ばかりです。仕事や家庭も大切にし、無理のない程度で活動に参加できます。地域のために、自分にできることをひとつずつ一緒にしていきましょう!

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